身近な錠前として用いられるワイヤー錠について

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多様なサイズや価格帯があり使い分ける

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ワイヤー錠とは

ワイヤーに錠を付けた錠前のこともをワイヤー錠と言う。主に自転車の鍵として使われますが長さや太さを選ぶことができるので、自転車以外にも簡単に鍵をつけることができるので門扉などに使用することも少なくない。ワイヤー錠は、ダイヤルやカギなどで施錠することができる。セキュリティ面では、防犯性にかなり劣る。

ワイヤー錠の構造
ワイヤー錠は、比較的簡易な構造を持つ錠前です。以下にワイヤー錠の一般的な構造を説明します。
●外筒(シリンダー)
外筒は主要な部分であり、錠前の外側に位置します。一般的には円筒状の形状をしており、鍵の挿入口があります。
●内部ピン
外筒内部には複数のピンが配置されています。ピンは上部ピンと下部ピンの組み合わせで構成され、鍵が挿入されるとピンが正確に合わさることで回転を許可するか制限します。
●ワイヤーシリンダー
ワイヤーシリンダーは、内部ピンを支える役割を果たす金属製のワイヤーです。ワイヤーシリンダーは内筒内部に配置され、ピンとの間に適切なクリアランスを提供します。
●スプリング
ワイヤーシリンダー内部にはスプリングが配置されており、ピンを押し上げる力を提供します。スプリングはピンが正しい位置に戻ることを助け、正確な合致を確保します。

ワイヤー錠の構造は比較的シンプルであり、一般的に安価な錠前として利用されます。しかし、セキュリティ面では高度な防犯機能を持つ錠前とは異なります。ワイヤー錠は基本的な防犯対策にはなりますが、高いセキュリティが求められる場所では、より強固で高度な防犯特性を持つ錠前が推奨されます。

コスト面の優位性
ワイヤー錠は、コスト面での優位性を持っています。以下にその理由を説明します。
低価格
ワイヤー錠は比較的簡易な構造を持ち、製造コストが低いため、一般的に低価格で提供されます。これは、予算の制約がある場合や大量に錠前を必要とする場合に選ばれる理由です。
維持費の低さ
ワイヤー錠は構造がシンプルで部品数が少ないため、メンテナンスや修理の必要性が比較的少なくなります。これにより、長期的な維持費用を抑えることができます。
取り付けの容易さ
ワイヤー錠は一般的に取り付けが容易であり、特別な施工や設備が不要です。これにより、取り付け作業の時間とコストを節約することができます。

ただし、ワイヤー錠のコスト面の優位性には、セキュリティの面での制約があります。ワイヤー錠は比較的簡易な構造を持つため、防犯力が他の高度な錠前に比べて低くなる可能性があります。そのため、セキュリティが重要な場所や貴重な資産を保護する必要がある場合には、より高いセキュリティを提供する錠前を検討することが重要です。

ワイヤー錠を用いるのは簡易的なセキュリティー対策

ワイヤー錠は一般的に簡易的なセキュリティ対策として使用されます。ワイヤー錠は比較的低いセキュリティレベルを持ち、高度な防犯機能を必要としない場所や一時的な使用に適しています。
例えば、屋内の引き出しやキャビネット、倉庫の内部ドア、一時的な施設やイベントの仮設フェンスなどで使用されることがあります。これらの場所では、一定のセキュリティ対策が必要ですが、高度な防犯機能は求められない場合が多いため、ワイヤー錠が選ばれることがあります。
しかし、セキュリティが重要な場所や貴重な資産を保護する必要がある場合には、より高いセキュリティを提供する錠前を検討することが重要です。ワイヤー錠は基本的な防犯機能を持つものの、専門的な侵入手法に対しては十分な耐性を持ちません。そのため、より高度なセキュリティ対策が求められる場合には、他の種類の錠前やセキュリティシステムを検討することが重要です。


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